ボリビア最高峰サハマ山&サハマ国立公園の大自然を旅歩き
サハマ国立公園について
サハマ国立公園は、ボリビア西部オルーロ県のチリとの国境付近に位置する自然保護区です。この公園は、標高4,000mを超えるアンデス山脈の高地に位置し、約14,000㎢の広大な面積を誇ります。公園内にそびえ立つ標高6,542mのサハマ山が、公園の名前の由来です。また、サハマ国立公園内には、アンデスの高原や湿地、湖、そして氷河などの多様な自然環境が存在します。それぞれのエリアに独自の多様な動植物が見られます。例えばアンデスの高原(アルティプラーノ)には、ビクーニャやラマ、アルパカといった南米高地特有のラクダ類が多く見られます。また、珍しい鳥類も生息しており、サハマ国立公園はバードウォッチングに絶好のスポットとしても知られています。
サハマ国立公園は、文化的・考古学的にも重要な場所です。公園内には、古代の遺物やインカ文明の影響を色濃く残した遺跡が点在し、これらは考古学的に非常に価値のあるものです。さらに、この地域には地域先住民のウィラ族が定住しており、彼らの伝統的な文化や生活様式は、サハマ国立公園が持つ文化的要素の一部を形成しています。
サハマ国立公園日帰り観光ツアー
所要約14時間
ラパス市街⇒サハマ国立公園⇒ラパス市街
朝6時にお客様をご宿泊先のホテルまでお迎えいたします。サハマ国立公園は、オルーロ県西部のアンデス山脈に位置し、標高は4,000mを超えます。サハマ国立公園内に美しくそびえたつ山は、世界最大級の高さを誇る、ボリビア最高峰のサハマ山(El Nevado Sajama:標高6,542m)です。
サハマ国立公園へ向かう途中、クラワラ・デ・カランガスの教会を訪ねます。この教会は16世紀末のコロニアル時代に建てられたもので、”宗教建築の中でも特に優れた教会”と多くの人々から高く評価されています。その壮麗な建築様式は、「アンデス・バロック」と呼ばれ、教会独自のデザインや精緻な石工技術、アーチ型の入り口に施された装飾的な彫刻、そして美しいフレスコ画が描かれた内装は、訪れる人々に深い感銘を与えます。
教会を後にしサハマ国立公園に着きましたら、アンデスフラミンゴが訪れるワイナ・コタ湖へ向かいます。続いて、公園内に点在する温泉を堪能していただきます。壮大な自然の中で疲れた体を癒し、リフレッシュしましょう。
旅の後半は、ケニュアの森林を散策します。ケニュアの木は、ボリビアをはじめ、ペルー、チリ、アルゼンチンなどの高地アルティプラーノで散発的に自生しています。ケニュアの木は、密な森林を形成することがほとんどない木ですが、サハマ国立公園内にあるケニュアの木は、部分的に小規模な森林を形成しているのが特徴です。このケニュアの森は、公園に生きる動植物相にとって重要な役割を果たしています。
ツアー終了後、ラパス市街へ戻り、ご宿泊先ホテルまでお送りいたします。ホテル到着予定時刻は夜21時頃となります。
ツアー概要と注意事項
- ツアーは曜日を問わずいつでも開催可能です。
- 高地では体力を必要とする為、しっかりと休息を取られて観光されてください。
- 昼夜の気温差が激しいので、体調管理には十分ご注意の上、ご滞在ください。
- 雨季(12月~3月)に実施されるツアーにつきましては、大雨などの天候状況により、記載の観光スポットを訪問できない場合がございます。雨季のご参加をご検討中のお客様は、事前にLATE BOLIVIAまでお問い合わせのうえ、ツアー催行の可否をご確認くださいますようお願いいたします。
オプションツアー
サハマ国立公園一泊二日ツアー
数あるボリビア先住民コミュニティのエコツーリズムプロジェクトの中で、最も成功を収めているといわれているエコロッジの一つ、「トマラピ・エコロッジ」に宿泊します。エコロッジは、個室、レストランサービス、現地ガイドといったサービスを提供しています。
エコロッジ宿泊翌日の朝食後、サハマ国立公園から車で約1時間半のマカヤ村へ向かいます。マカヤ村にあるリオ・ラウカ(Río Lauca)観光周遊受付センターを訪れ、2000年代初期に修復作業が開始されたチュルパ(またはチュルパル)遺跡群を目指します。ここでは、インカ帝国時代(またはそれ以前)に築かれた、色鮮やかな葬祭建築物をご覧いただけます。最後に、サケワ湖でフラミンゴウォッチングを楽しみます。舗装道路を通り、再びラパスへ戻ります。
サハマ山登山三泊四日ツアー(サハマ山南東ルート:標高6,542m)
ボリビア各地の塩湖を結ぶ四輪駆動車ツアー
コイパサ塩原、ウユニ塩原、リペス高原を目指す「Intersalar(塩湖を結ぶ)」ルートを、四輪駆動車で旅します。旅の所要日数は、4-6日間です。ボリビア南西部に位置するエドゥアルド・アバロア国立自然保護区を横断し、チリとの国境地点イト・カホンへ向かいます。イト・カホンからは、サン・ペドロ・デ・アタカマ(チリ)まで旅を続けることができます。
チリのラウカ国立公園ツアー
ボリビア北西部のチリとの国境地点タンボ・ケマードを通り、チリへ入国します。チリ北東部にある、ラウカ国立公園を越えてチリでの旅を続けます。
Request a quote
サハマ国立公園観光ツアー
日帰り
